京都らしさ ３

京都上賀茂神社の前の通りです。

左側は古くからのお宅です。

水路に橋が見えますが、この橋は一軒のお宅の入り口になっています。

これって、とっても贅沢ですよね。

朝の出勤や帰宅が楽しみです。

こんなお宅憧れますね

水路といえば、こういう景色を街の景観に利用した自治体があります。

以前(3年前くらい)に愛媛の町を訪れた時の話

その町にも古い建築があり、短いながらもメインの道路の両脇に新しい水路がありました。

水路は住人の方が竹の器を作り、各々で花を活けて有りました。

観光客としては、地域の人の影が見えるようでうれしく思いました。

古い街並みに水路を景観に配慮したのを、最近よく目にしますが、

昔にしたら当たり前の水の生活への利用の結果であったと思われます。

ところが、町の人に聞いてみると　驚き！！

そもそも、水は川からあげているらしく、その川は水路のあるGLよりはるかに低いところを流れていてわざわざ　ポンプアップしているというのです。

その費用はもちろん税金で、

水道料等で商売をしている人に上乗せで負担してもらっているということでした。

見た目ばかり気にしていても、成り立たなかったら元も子もないですね。

こういう事例は、きっと、たくさんありますよね。

立派なものをつくる担当者はきっと楽しかったことでしょうね。